ここ2回では、世の中に出回っているシェアエコサービスの中で、宿泊場所のシェアエコ、車のシェアエコについてご紹介してきました。今回は、宿泊場所にとらわれない、”場所”のシェアエコサービスについてご紹介していきたいと思います!
駐車場のシェア
軒先(https://www.nokisaki.com/)
2008年4月に創業され、2009年4月に設立された軒先株式会社によって運営されているサービスです。
月極駐車場や、マンションの駐車場を持ち主が使っていない時間に利用できるシェアサービスです。また、スタジアムやアリーナなどの混雑が予想される駐車場を事前に予約できるサービスもおこなっています。
akippa(https://www.akippa.com/)
個人の駐車場のシェアサービスです。スマホアプリとも連携しているため、より手軽に利用することができます。
また最近では、丸亀製麺で駐車場を法人向けに一日単位で貸すサービスも展開しています。
例えば、セブンイレブンはこれまで商品の搬入にコンビニ近くのコインパーキングを利用しており、多くのコストがかかっていましたが、akippaと提携したことにより駐車料金の削減に成功しています。
工場のシェア
sitateru(https://sitateru.com/)
自分のデザインした服を形にしたいデザイナーと中小工場とを結びつけるサービスです。
近年のメイドインジャパンブームに加え、中国の人件費高騰を受けて、日本のブランドは製品の受注を国内でする流れになってきました。しかし、受注が国内に戻ったとしても縫製工場の数が減っており、製品を受注できないブランドもでてくるようになりました。一方で、情報発信力に乏しい縫製工場は仕事がないところも多くありました。
その需給の不釣り合いを是正するサービスとして、自分のアイデアを形にしたいブランドと、仕事がほしい工場とをマッチングします。
空いている場所はなんでもシェア
スペースマーケット(https://spacemarket.com/)
会議室や、パーティ会場、宿泊施設、さらに球場まで、空いている場所はなんでもシェアできるサービスです。
まとめ
借りる側からすれば、駐車場や会議室などの、今まで決まった場所しか使えなかったものが色々な場所を手軽に利用できるようになり、おもしろいですね。貸す側からしても今までは使ってない時間はただ閉じているだけだった場所が有意義に使われ、さらにお金も生む、意義のあるサービスであると思います。
【参照】
http://night-glasses.hatenablog.com/entry/2015/11/15/231114
https://www.fashionsnap.com/the-posts/2014-12-11/network/
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