現在流行中!シェアリングエコノミーとは?

シェアリングエコノミーってなんだろう?

シェアリングエコノミーって最近よく耳にする言葉ですよね。まず、シェアリングエコノミーとはどういうものなのか、簡単に定義したいと思います。

シェアリングエコノミーとは、「インターネット上のプラットフォーム上で、個人間によってモノやスペース、サービスなどが貸し借りされる経済活動」のことを指します。

つまり、FacebookやTwitterなどのSNSのような、インターネット上に、人が集まり、ある程度の個人情報が確認しあえるような場を作り、その場によって促進された個人間のモノの貸し借りのことを指します。

(出典)総務省「社会課題解決のための新たなICTサービス・技術への人々の意識に関する調査研究」(平成27年)

プラットフォーム運営会社は、ものを貸したい人と借りたい人とをマッチングさせることにより、ものの貸し借りを促進し、その対価として両者から手数料を受け取ります。

(上図は個人間部屋シェアサービスAirbnbのビジネスモデル)

 

貸す側の人はあまり使わなかったり、あるいは、現在使用していなかったりするものを貸し出すことによりお金を稼ぐことができ、借りる側の人は買うよりも安い値段でものが利用できたり、ものの管理の手間が省けたりといったメリットがあります。

さらにポイントとなるのが、「インターネット上のプラットフォーム」です。ものを貸すときには、貸す側の人は大切に使ってくれる人に貸したいし、借りる側の人はきちんとした品質のものを貸してくれる人から借りたいものです。

そこでプラットフォームでは、個人の身元を明確にすることを義務化したり、貸し手と借り手の双方がお互いに評価、コメントをできるようにしたりする等して、ユーザーが安全かつ効率的に貸し借りができる仕組みづくりをします。プラットフォーム運営会社は、貸し借りの仲介手数料を収入源とするので、その他にもさまざまなルールや仕組みを導入し、取引の活性化を目指します。

 シェアリングエコノミーってなんで流行ってるのだろう?

シェアリングエコノミーという言葉が世に出回るようになったのはここ10年ほどの話ですが、ではなぜシェアリングエコノミーは流行を始めたのでしょうか。

それには主に以下で挙げられるような理由が考えられます。

 

1.インターネットとスマートフォンの普及

インターネットの利用率は2015年で83%と高く、またスマートフォンが普及したことによりより手軽にインターネットにアクセスできるようになりました。今までは関わることのできなかった不特定多数の人と繋がれるようになったことが、まず大きな要因として考えられます。

(出典)総務省「通信利用動向調査」

 

2.都市部への人口集中

世界中で都市部への人口集中率は年々増加傾向にあり、これもシェアリングエコノミー普及の要因の1つと考えられます。

例えば、都市部に住む人が増え、住宅が不足すると、地価や家賃が上昇します。都市部に住む人たちとはいえ、それほど生活に余裕のある人たちばかりではないはずです。そこで、自分の部屋を、出張や旅行などで使っていないときに、Airbnbなどの宿泊サービスを利用してシェアし少しでも家賃の足しにしようとする動きが増えてくることでしょう。

また、人口が多い中で個々人が自分の車を所有すると、駐車スペースの不足や交通渋滞といった問題が出てきます。そのような状況下では、個人の駐車スペースのシェアサービスや、Uberなどのライドサービスを利用する方がより効率的だと考える人が増えてくることでしょう。

シェアリングエコノミーは人口集中による資産の不足問題に対する打開策の1つとも言えます。

 

3.フリーランスの増加

シェアリングエコノミーの貸す側の人の中には、組織に属さず、フリーランス(個人事業主)として、シェアを主な仕事として働いている人がいます。株式会社マクロミルが行った調査によると、フリーランスの数は2015年時点で、日本では1228万人(労働人口の19%)、アメリカでは5300万人(労働人口の34%)と増加傾向にあります。

フリーランスで働く人の数が増えたことが、シェアリングエコノミーを供給サイドから支えていると言えるでしょう。

例えば、ライドシェアサービスUberでは、前述のプラットフォーム上で評価システム、身元確認システムがしっかり整備されているおかげで、タクシーよりも乗り逃げが少なく確実に収入が得られるため、Uberでフリーランスのドライバーとして働く方が儲かるという声もあります。

このシェアリングエコノミーを利用してフリーランスとして働く人々には、以降も注目し、継続的に議論をしていきたいところです。

 

まとめ

・シェアリングエコノミーとは、インターネット上のプラットフォームによって促進されるものの貸し借りを通じた経済活動のこと

・シェアリングエコノミーのプラットフォームでは、貸し借りを促進するため、様々な仕組みづくりがなされる

・シェアリングエコノミーが発展した理由としては、主に、インターネットの普及、都市への人口集中、フリーランスの増加が挙げられる

 

今回は、シェアリングエコノミー概要とその背景について簡単に触れましたが、次回はシェアリングエコノミーのサービスについてみていきたいと思います。

 

 

【参照】

クラウドソーシング研究所

(https://crowdsourcing-i.com/research/post-58/)

総務省「シェアリングエコノミーとは」

http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h27/html/nc242110.html

総務省「情報通信白書」

http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h28/html/nc252110.html

僕が起業をした理由(仮)

http://notoyatakahtio.com/sharingeconomies/

近未来ビジネス白書2011

(http://sonep.jp/kinmirai/index.php?%E4%BA%BA%E5%8F%A3%E3%81%AE%E9%83%BD%E5%B8%82%E9%9B%86%E4%B8%AD)

「シェアリングエコノミー Uber、Airbnbが変えた世界」(日本経済新聞出版社 著:宮崎康二)

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